よく、茶柱が立つと縁起が良いと言いますよね。
お茶を淹れた時に、まっすぐ茎の部分が立っている状態を見ると、思わず笑顔になりますし、受験や就職、結婚などのおめでたい日に茶柱が立つと、それだけで勇気をもらえます。
ですが、なぜ茶柱が立つと縁起が良いのでしょう?
そして、茶柱が立ったらどうすれば良いのでしょうか?
その由来の一つとして挙げられているのは、昔から柱が立つ事は縁起が良いからです。
家を支える大黒柱がちゃんと立っている事で、その家の健康や安全を守ってくれているのです。
そして、柱には家を支える他にもう一つの意味があります。
それは、神様、または仏様を数える時には、一体、二体と数えますよね。
その為、柱が立つと縁起が良いとされ、同じ柱という文字が入っている茶柱も縁起が良いとされています。
では、もしも茶柱が立ったらどうすれば良いのでしょう?
飲んだ方が良いのでしょうか?
それとも、飲まない方が良いのでしょうか?
実は、茶柱は飲んだ方が良いのです。
ですが、他の人にその事を教えたり、飲む所を見られないように、そっと飲みましょう。
そして、茶柱がくれた幸運をそっと噛み締めましょう。
ですが、いつ茶柱が立つのか分かりませんよね。
そこで、茶柱が立ちやすいお茶の淹れかたをご紹介しましょう。
急須で淹れてしまうと、せっかくの茶柱も網目で止まってしまいますよね。
そこで、急須ではなく、網目の荒い器を使う事が望ましいです。もちろん、網目の荒いこし器を使う事で必ず茶柱が立つとは限りません。
ですが、少しでも茶柱が立つ方が良いですよね。
そして、淹れかたとしては、勢いをあまりつけないように、そっとお茶を注ぎましょう。
あまり勢いよく注いでは、お茶の茎は自由に湯飲みの中を泳ぎ回りますよね。
それよりも、静かに注いだ方が、茶柱も立ちやすくなりますよね。
幸運は、自分でも引き寄せられるものです。
明るい気持ちで、優しくお茶を注いで、幸運をひきよせましよう。
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