桑の木で作られた箸といいますと、昔から俗に「中風」の予防や改善に良いとされていますが、実は桑の木で作られた箸は、「富」や「繁栄」祈願によく効くと言われ、金運アップの縁起物なのです。
特に、八角形に作られたお箸は「八」が末広がりを表すことから、さらに縁起が良いとされています。
実は、お箸は金運のみならず様々な運に関係していると言われています。
それは、何故でしょうか?
箸は、生命の源である食べ物を口に運ぶという道具で、私たちが毎日使用するものです。つまり、自分の体内にエネルギーと共に運気を運ぶものだからです。ですから、私たちは、もっと「お箸」の事を大事に考えなければいけないのです。
古いお箸を使い続けるのは風水的には絶対NG
古い箸を使い続けると、家庭運や財運、金運になどの運気を上手くつかめないと考えられています。古くなって汚れた箸を「良い運気」は嫌います。食事用の箸だけではなく、料理用の菜箸も同様です。
新しく、清潔なものを使用することで「良い運気」を体内に入れることができるのです。
また、新しい箸でも、先が折れたりしたらそのまま使い続けないで、新しい物と交換しましょう。
よく、箸の先が折れるのは縁起が悪いとかも言いますが、「箸が身代わりになってくれた」と、あまり気にしないでポジティブに捉えてはどうでしょうか?
新しい物と交換することで、不運も捨て去ったと思いましょう。
古い箸の処分方法
古いお箸を処分する時は、「今まで、ご苦労様。ありがとう」という感謝の気持ちを込めて、なんの紙でもよいので、紙で巻いた状態で処分してください。
縁起物をきちんと処分しないと、新しいものを購入しても、きちんとご利益を運んでくれません。
とはいえ、プレゼントで頂いたお箸や長年遣い続けた思い入れのあるお箸をそのまま捨ててしまうのはどうも・・・と言う方は、「箸感謝祭」に持参するという方法もあります。
東京都千代田区にある日枝神社では、毎年8月4日(箸の日)に「箸感謝祭」が行われ、不要になった箸に感謝し、お焚き上げを行ってくれます。同様の「箸感謝祭」は、群馬県前橋市にある上野総社神社でも行われています。
「箸供養」を行ってくれる寺社も全国にはあるそうなので、ぜひ8月4日の「箸の日」をお見逃しなく。
箸の収納、取り扱い方法
まず、一番には、「立てて収納しないこと」です。
食堂の割り箸ではないのですから、箸は寝かせた形で収納しましょう。
お茶碗のご飯に箸を立てるのはお墓を連想されてタブーとされていますから、箸を何かに刺して縦に収納すると陰の気が集まってしまいます。
また、出しっぱなしにしておくのも「金運が下がる」と言います。キッチンの引き出しは、「貯蓄運」を作れる場所とも言われますから、きちんとしまうことで貯蓄運もアップします。
良い運気を運んできてもらうためにも、普段からお箸は横に寝かせて収納するのが良く、お箸だけではなくスプーンやフォークなども同じです。立てておくと、刺したり挟んだりする道具は休まらないのです。寝かせて収納するのが良いのです。
金運アップのためのポイント3つ
まず一つ目は、家族のそれぞれが共有しないで、持ち主を決めて使うことです。
ただ、家族ですから、調和も大事で「統一感」も重要です。あまり、家族でバラバラですと、良い運気がまっすぐに溜まりません。同じ材質のものの色違いですとか、柄違いですとかで区別して、誰のものかがはっきりするのが良いと思います。
二つ目は、お箸と一緒にいつも箸置きも使う。
お箸で金運アツプの運気を取り込みたいのでしたら、お箸にも礼を尽くして、お箸置きを使って、直にテーブルに置かないようにしましょう。料理が付いた箸を、そのままテーブルに置いたりしたら、「だらしない」と金運に嫌われてしまいます。
三つ目は、家族の箸とお客様など来客用のお箸はそれぞれ分けて収納するようにすることです。
割り箸や統一感のない箸が混在してしまうと、運気はどこにつけばよいか分からずに逃げてしまいます。毎日使う家族用の運気を取り入れたいお箸を収納するところとお客様用のお箸とは別々の引き出しにしまって、分けておきましょう。
それから、衛生面からも当然なのですが、運気にも清潔さは大事ですから、箸を収納するところはこまめに掃除しておきましょう。
桑の中でも、伊豆諸島の御蔵島産の桑は最高級の品質で、独特の輝きを放ち、金色に輝くことから、「金桑」とか「黄金桑」とか呼ばれていますから、益々金運によさそうです。
毎日使い、そして人間が生きていく上で必要なエネルギーを取り込む「食べる」ということに使うお箸にこだわりを持って、どうせなら「金運アップ」の縁起物の桑の木のお箸をぜひ使ってみてください。
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