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実は縁起がいい?「烏(からす)」導きの神の一面も

カラスと聞くと、「なんか黒いし、カラスが鳴くと人が死ぬとかいうし、縁起が悪いんじゃない?」と感じる人が多いかもしれませんが、本当は元々縁起の良い、神の使いと言われる鳥なんです。

八咫烏(やたがらす)日本神話に登場する「導きの神」

日本神話には、八咫烏(やたがらす、やたのからす)というカラスが登場するのをご存知ですか?
初代天皇である神武天皇が大和を征服して即位するための神武東征(じんむとうせい)の折、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるのが八咫烏です。このことから「導きの神」として信仰されています。
八咫烏は三本足のカラスとして古くから姿絵が伝わっていて、現在ではサッカー日本代表のシンボルマークとなっているのでご存知の方も多いと思います。日本代表を「勝利へと導く」シンボルなんですね!

熊野三山においてカラスは神の使いとされており、八咫烏は熊野大神(素戔嗚尊)に仕える存在として信仰されていて、熊野のシンボルともされています。

太陽信仰と八咫烏の関係

カラスは太陽信仰との関わり合いの深い動物です。古代の人々は「太陽には三本足の鳥が住んでいる」と考えてきました。その鳥は金烏(きんう)といい、姿は八咫烏にそっくりです。
この【太陽にトリ(主にカラス)】のモチーフは世界中に見られ、太陽信仰の象徴とも言われているのです。たくさんいる鳥の中でなぜ金烏=カラスとなったのか。その理由として、古代の人は何かの折に、太陽黒点を見たのではないかと推測されいて、「太陽にはカラスが飛んでいる」と考えたようです。
八咫烏がなぜ三本足なのかについては、諸説ありますが、熊野本宮大社では、三本の足はそれぞれ 天(天神地祇)・地(自然環境)・人を表していて、神と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示していると言っています。また、かつて熊野地方に勢力をもった熊野三党(榎本氏、宇井氏、藤白鈴木氏)を表しているともいわれています。

八咫烏は神話の中の生き物ですが、現在でも人々の厚い信仰を集めています。

「頭が良い」そんな単純な言葉では済まない、驚くべき結果。

カラスは頭が良いという話はよく聞きますが、実際にハシブトガラスの研究が行われ、その結果、脳の重さはニワトリの約3倍もあり、全体重に対する脳の重さは犬・猫より高いとのことです。脳細胞も高密度で、知能の高い動物に特徴的な配列構造になっていることが分かったそうです。他の鳥類とは全く異なる脳の構造を持っているということで、生物学者の間ではカラスは「羽をもった霊長類」と呼ぶこともあるとか。九官鳥は人の言葉を覚えて喋ることで知られていますが、カラスは九官鳥よりもっと多くの言葉を覚えられるのだそうです。驚きの結果ですね。

遊ぶことを覚えたカラス

また、他の鳥と違って、「遊ぶ」のも、カラスだけの特徴だそうで。電線にぶら下がって体を揺らしたり、道路にクルミを置いてタイヤに轢かせて割ったりと、世界各地でカラスの「遊び」が報告されてて動画をご覧になった方もいるのではないでしょうか?これは、カラスい知性のがあり、都会に住むことでエサにも困らず、余裕ができ、「遊ぶ」ことも覚えたと考えられています。カラスは学習能力も高く、他の動物が罠にかかったりしたのを見るとその罠には近づかないと言いますし、人の顔の認知能力とかにも優れていると言います。カラスの恩返しや、カラスの逆襲なんて話も、顔の認知能力があるのなら納得ですね。

カラス会議

カラスは縄張り意識が強い事で有名で、そこに近づくものを攻撃したりするのですが、そのカラスが時々、一同に集まり会議でもしてるかのような光景をご覧になったことは無いでしょうか?
仲間を認識したり、それぞれ新しく増えた家族を紹介したりしているのでしょうか?
長老のカラスが「最近、変わったことはないか?」などと、情報交換でもしているのではないかと思います。

人間の言葉を理解しているのかも。。。
都会では、ゴミをあさる嫌われ者ですが、そんなカラスに「うちのゴミをあさるのは止めて」と話しかけたら、本当に来なくなったなんて話を聞いたことがあります。人の言葉を本当に理解しているのかも知れません。

カラスを縁起物としてとらえて、味方に。

賢い上に、羽があるのですから、カラスの集めた情報ならば、ぜひ聞いてみたいと思うのは、私だけでしょうか?
人間よりも、災害などによる予知能力も優れているでしょうし、人の生死も知っていると言われるカラスですから、ぜひ味方に付けて、良い方に導いてもらいたいものです。

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